研究で悩んだときの簡単なガイドライン

利根川進が、ある研究所の雰囲気を

「超一流の研究以外は眼中にない」

という表現で描写していた。

 

あるブログで、いい研究室の目安として

「この先伸びそうな分野の研究を精力的にやっている」

という表現が使われていた。

 

自分は博士課程の頃、「自分が"アホでない"ことを認めてもらうための論文」に時間をさいてしまっていた。だから論文の本数にこだわっていたし、他人[同期や若いポスドク]と比較もしていた。

本来は、「自分が"超一流のプレーヤー"であることがわかってしまうような論文」をめざすべきだったんだな。

 

研究者として生き残るためには、「良いビジョン」を持つこと。これに尽きる。

良いビジョンを持っていれば、仕事に夢中になれる。前に進んだ分だけ周囲の評価が上昇する。